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デュアリ Ver.2

 

 

デュアリ Ver.2

Suguru Goto: Artistic Direction, Concept, Music,
Programming, Development of BodySuit
Chiharu Otake: BodySuit I Performance, Dance
Mamoru Sakata: BodySuit II Performance, Dance
Laurent Forgues: Technical Assistant

 

アース・エレクトロニカ2013のデジタル・ミュージック部門にて「デュアリ」がHonorary Mentionを受賞しました。

 

メディア

モーション・キャプチャー・システム(ボディスーツ1とボディースーツ2)、インターアクティブ・ビデオ、サウンド

 

イントロダクション

この作品は、ニュー・メディア・アート、ダンス、音楽、映像、パフォーマンスなどの分野に渡る、しかしいずれのジャンルにも属さないスタイルに基づいている。身体の動きを認識するモーション・キャプチャー・システムとそれに関係する無線シンテムやプログラミングなどは独自に開発された。それを用いて人間とマシンの関係における可能性の拡張が探求が行われている。このパフォーマンスでは、特にボディースーツによってステージ上でリアルタイムに変化する映像とパフォーマーの身体、映像と建築/照明などにおけるインターアクションが追求された。

 

解説

この作品は二元論の思想にアイデアを得ている。両者のいずれかが優劣または劣等であることを提示するのではなく、むしろその相異なる両者は相互作用し、さらにそれによって新たな次元を導き出すことが目的である。例えば、ステージ上では二人の対比するかのように見えるダンサーによって繰り広げられ、さらに映像と身体のインターアクションが表現される。

ここでの二元論とは「精神 - 身体」または「精神 - 二元的物質」などのように説明することができる。ステージ上のパフォーマンスでは、空間 - 建築 / 時間 - 身体 のようにさらに発展させられ表現されている。ダンサーは男性 - 女性 / 人間 - 機械から成り立ち、このように相反していていながらも共存している考え方を示している。さらに映像は白黒のみから成り立ち、舞台上のパフォーマンスは拡張された身体 – 仮想空間、音楽は音響 – 騒音 / 表現 – 抽象性、コレオグラフィーは論理性 – 知覚 / 身体 – マシンを意味している。この二元論の考えをさらに抽象的な思想における東洋とヨーロッパの間における地理的、文化的な混合に関係する考えへと繋げることもできる。

 

ジェスチャー・コントローラー「ボディースーツ」の詳細な解説
 
「ボディースーツ」は自らのパフォーマンスに用いることを想定された独自に開発されたモーション・キャプチャーであり、システムの名前である。12個のセンサーが身体の至る所の関節、例えば両腕の手首、肘、肩、両足の足首、膝、もものつけねに付けられている。曲げセンサーは腕の外側と足の前方に取り付けられている。さらにジャイロセンサーと加速度センサーから成るIMUモジュールが用いられている。それらがArduinoと繋がれており、無線によってコンピューターに送信される。最終的に信号はOSCでサウンドと映像を合成するために複数のコンピューターに分けられたMax/MSP/JitterとProcessingに送られる。身振りは伝統的なコントローラーや楽器を演奏する方法に基づく必要はなく、マイムのような比較的大きな身体のように自由化されることになる。これによりダンサーや俳優のように異なる分野と容易にコラボレーションが可能となる。聴衆は、コントローラーのような指だけの動作とは異なり、この比較的大きな身振りを容易に認識することができる。つまりパフォーマンスやミュージック・シアターなどの状況に上手く適用することができる。手に持つ物理的コントローラーや楽器とは異なるため、作品における「拡張された身体」の抽象的なアイデと共にパフォーマンスを発展させることができる。つまり身体は電気信号にによって増幅され遠隔操作を可能とし、抽象的な身振りがこれによって意味のある動作へと変遷させることができる。





Suguru Goto - L'homme transcende´

 

Suguru Goto - L'homme transcende´

 

 


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